将棋 駒落ちではないハンデをもらうことになりました
良く将棋を指す知人がいます、が・・・
私よりかなり強いです。
私の棋力は・・・7級~8級といったところですが
(もちろん、24の7級なんて強さなわけはないですよ)
相手は「強い道場初段」クラス。まず相手になりません
当然、駒落ちでの勝負になりますが(2枚落ちでもまだ悪い程度)
相手に「駒落ち飽きた」と言われてしまいました・・・
これはピンチ!2枚落ちでも勝てないことが多い相手に
平手でどうしろというのだ!
「なら、君がなにかおもしろい駒落ちではないハンデを考えてきてよ」という話に
そこで質問です
以下のハンデのうち、「7級」と「強い道場初段」の差を埋めるものとして
どれが一番ちょうどいいですか?
1:相手が私の駒を取った場合、持ち駒に出来ない
私が相手の駒を取った場合、通常通り持ち駒に出来る
2:私の玉は、1回なら詰まされても負けにならない。
私は玉をとられるまで将棋を続け、私の玉を取った相手の駒は
相手の駒台に戻る
2回目に私の玉が詰まされたら普通に私の負けになる
3:私は歩の禁じ手を無視できる。三歩でも四歩でも打ち歩詰めでもOK。
4:私の飛車(竜)のいるマスに、対戦相手は駒を動かすことができない
すなわち、取られることが無い
ただし、相手玉はこのルールの影響を受けない
「そのハンデはちょっときつすぎ・・・」とか
「それくらいなら案外どうとでもなるよ」など、
上手のみなさんのご意見をお待ちしております。
なにぶん遊びの要素の強い対局・質問なので、
そこまで厳密に考えていただかなくて結構です。
お気軽にご回答ください。
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面白い考えですね。回答に符号を使っても大丈夫ですか?
ご提示いただいた条件を考えさせていただきましたが、まず2は7級以上の差を考慮すると残念ながら下手に勝ち目は薄いと思います。
7級差では相手の王に詰め寄れることはまずありませんから、一回詰まされればまたあっという間にもう一回詰まされるだけでしょう。
3も無理だと思います。
打ち歩や行きどころのない駒が解禁されても役に立つことはほとんどありませんから、唯一アドバンテージになるのが二歩でしょうが、初段相手なら歩を取るのも大変で、さらにそれを上手く活用するのは難しいでしょう。
4は、おそらく王手飛車などで飛車を取られることを恐れてのハンデでしょうが、今度は飛車が取られないことを積極的に利用して指せば、ちょっとハンデになり過ぎる気がしますね。
例えば下手が先手の場合、▲26歩▽34歩▲25歩▽33角という何気ない進行でも、▲24歩▽同歩▲同飛と強引に進めて▽同角と取れず、また▽22歩のような受けも▲同飛成で意味がありません。
この2筋突破を防ぐために▲26歩▽42玉▲25歩▽32玉▲24歩▽同歩▲同飛▽23歩と進めても(今度▲同飛成は、玉のため▽同玉と取れる)、▲64飛や▲84飛と指して、左翼の駒をどんどん取ることができます。
またあまりに飛車が強すぎるため、下手が上手くなればなるほど飛車しか動かない展開になるので、ゲームとしてもあまり面白くなくなるのではないかと思います。
よって提示された中では1の相手が持ち駒を使えないというのが一番いいのではないかと思います。
下手に同価値の駒の交換を積極的に行うことが求められます。
ただ、これも7級差としてはハンデが大きすぎるのではないかと思います。
あまり経験がありませんが、少なくとも二枚落ちよりは遥かに大きいハンデでしょう。
別のハンデで私がお勧めさせていただきたいのが、「一回だけ好きなときに、相手にこちらの指してほしい手を強制的に指させることができる」というハンデです。
(俗に「ココ指せ」を略して「ココセ将棋」と呼ばれています)
相手の大駒を好きなタイミングでただ取りできる位置に動かせるため、二枚落ちより少し上の四~六枚落ち相当のハンデになり、7級差という実力差にも丁度いいのではないかと思います。
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あ、もう、『ココセ将棋』は出ちまってますね。
それではとっておき、伊達政宗にどうしても勝ちたかった豊臣秀吉考案になるという『太閤おろし』などいかがでしょうか?
「駒落ちに飽きたというなら、こちらが駒を落としてやる」と持ちかけ、おもむろに飛車先の歩を取り払います。
駒を落とした方が先に指すわけですから、初手は当然△8七飛成!
一手で歩損を解消しつつ、龍ができ、駒落ち上手の優越感まで味わえる、まさに夢のようなハンディです。
【補足】
かつて、文壇のごく一部で争われた『棋翁』という将棋タイトルがありました。
この棋翁戦の棋譜(?)が出版されていて、『太閤おろし』の実戦譜も掲載されています。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A3%8B%E7%BF%81%E6%88%A6%E3%81%A6%E3%82%...
とても面白い本ですが、将棋は強くならないのが残念です。
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持ち時間で差をつけると言うのはどうでしょうか?
相手は5秒もしくは10秒将棋、こちらは貴方の決めた持ち時間っていうのはどうでしょうか?
これ、結構キツイですよ。
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ここ指せ、なんかどうですか?
自分の指してほしい手を、一度だけ指してもらえる、と言う意味です。
例えば初手から、▲7六歩、▽3四歩、▲2二角成と進みました。
そこで、ここ指せ、と言って、▽5二金左と言います。
すると相手は、▽5二金左と指さなければいけない。
そして、▲3一馬と銀を取ります。
角銀得になります。
トランプ将棋はどうですか?
貴方は普通に指します。
相手は、トランプ将棋で指します。
1~9のトランプを数組用意します。
トランプを引き、出たカードの数字しか指せないルールです。
例えば、初手に1を引いたら、▲1六歩、▲1八香、▲1八飛の3つしか指せない。
ちなみに、指せる手がなくなれば、負けになります。
二手指し将棋はどうですか?
貴方だけ、一度だけ二手続けて指せるルールです。
例えば、貴方の先手として
▲7六歩、▽3四歩
ここで、二手指しを選択。
▲2二角成、▲2一馬
角桂得になります。
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最初の局面からでなく、プロの対局の途中図の優勢側を持って対局するとか
はたまた、羽生少年のように
先後チェンジルールで苦しくなったら先後入れ替えて戦ったらいかがでしょう?
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こんにちは。
「7級」と「強い道場初段」は、率直に言ってかなりの差があります。
それを平手で対局ですよね。
1は、結局はあなたの駒がどんどん取られてあなたの攻撃力が減少し
あまりハンディにはならないと思います。
2は、1回は詰みを逃れても、2回目はなかなか防ぎづらいのでは。
3は、いいアイデアと思いますが、相手が歩を簡単に持たせてくれるかどうか。
4は、自分の飛車は取られないという意味ですか。
飛車は取られなくても、攻め合いでまず勝てないと思います。
*
平手に近い形で、面白いハンディのつけ方が有ります。
相手の飛車(または角)を、あなたの駒台においた状態で始めます。
もちろん、駒台の飛車(または角)はあなたの持ち駒なので、
初手からいつでも使ってよいのです。
相手は飛車(または角)落ちで、あなたは飛車(または角)プラスなので
2枚落ちと同じような意味になり、かつ、40枚全部揃っているので
平手の対局と同じになります。ぜひ一度試してみて下さい。
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