なんで将棋の駒って5角形なの???
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過去に同趣の質問は何度か出ているようです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116987281
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019841710
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q119709006
ただどれを読んでも肝心の答えは判然としません。「進行方向を示す」「クサビを象った」等々ですが、答えといえるものは誰にもわかっていないようですね。
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駒を並べた時、自分の駒か相手の駒かわかるようにするためです。
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昔は専門の駒師がいるわけでもなく、一般大衆は駒を手作りして遊びました。その材料はどこに行けば手に入るか?それは建築現場には五角形のクサビがたくさん転がっているのでそれを拾ってきて墨で字を書くのが手っ取り早かったのです…という説をある本で読みましたが、それが大内延介著「将棋の来た道」であったか増川宏一著「将棋」であったか木村義徳著「持駒再使用の謎」であったか山本亨介(?)著「将棋庶民史」であったか今思い出せません。
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中世の日本の社会には、五角形があふれていました。
なぜ五角形なのか。たとえば、家屋がそれです。
雨よけの両斜面の屋根の家屋は、正面から見れば五角形ですね。
また身近なものと言えば、立て札です。立て札は外に立てます。
雨が当たると立て札に書かれた文字が駄目になります。
というわけで、そこにもまた屋根がつけられ、五角形になりました。
そんな日常性の中に埋もれた五角形にこそ、日本の将棋の源があり、形の理由なのです。
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