将棋の駒のそれぞれの意味を教えて下さい。
例えば王将は王様、歩は足軽のような兵隊かな?
と、なんとなく意味が分かりますが、特に角行、香車、
桂馬などは何を意味するのかよく分かりません。
知っている方宜しくお願いします。
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今の将棋は大将棋→中将棋→小将棋を経て、小将棋を基本に飛車、角行、酔象を加えたものから、酔象が省略され約500年前に成立した。とされます。信長、秀吉、家康の頃に活躍した初代名人の大橋宗桂の時代には現代の将棋の形になっています。
さて、各駒の意味ですが、
歩兵;文字通り兵隊です。
香車;飛車はこれは戦車が原形のようです。香車の場合、関西では「ヤリ」と俗称されるように槍ではないか、とも言われますが、中将棋に「反車」という駒があって、これは前後に行ったり来たり(香車のバック機能付)できるので戦車か車から来たようです。
桂馬;チェスのナイト、象棋(シャンチー;中国象棋といわれる)の「馬」「騎」と同じ発生で騎馬武者です。だから他の駒を跳びこせ、二枡進んでなおかつ馬上から左右に刀を振り回す形が「桂馬跳び」の動きになったそうです。チェスや象棋では八方跳びになります。象棋では跳びこし禁止のルールになっています。
金将、銀将;将軍、武将とされます。銀将の原形は象ではないか=四足と鼻の攻撃、と言われます。金将の原形は不明です。中将棋では「銅将」が、大将棋では「鉄将」「石将」まであるのでさまざまな武将でしょう。
飛車、角行;この二種類は成ると他の駒と違う動きをします。中将棋から来た駒です。中将棋には龍馬、龍王、奔王、シャ行(シャは堅の土部が立)、横行など縦横や斜めに制限なしという動きをする駒が多数あります。その中からシンプルな動きの飛車(龍王)角行(龍馬)を小将棋に付け足したようです。
冒頭で酔象の話をしましたが、これも中将棋の駒で、これは成ると「太子」になります。聖徳太子の太子です。太子は玉将と同じ扱いをするので太子があれば玉将を取られても負けにならない。というルールがあります。江戸時代の詰め将棋に一題だけこの「酔象のある詰将棋」が現存しています。(これで詰みあがりの時に玉方が酔象を成って太子にして。。。という不思議な詰将棋手順)そんなことからゲームが複雑になりすぎるのでこの駒は省略されて行ったようです。
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僕の考える将棋の駒の意味
歩→兵隊さん
香車→射撃する人
桂馬→馬に乗った兵隊さん
銀→ガニまた歩きの兵隊さん
金→ゴーレム的な存在の兵隊さん
角行→スパイの射撃がうまい人(隙間から攻撃が出来る)
(すぐに敵陣に入れる)
飛車→ものすごく、射撃がうまい人
王将→王様
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