新しく買った将棋駒について
新しく購入した駒には、椿油を塗るとよいのでしょうか?
それとも、塗らないほうがいいのでしょうか?
ちなみに、御蔵島黄楊・彫り駒・26500円 です。
一生使う、大切にしたい駒です。
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使う、使わない、双方の意見が出るとかえって迷ってしまわれそうですね。
まず、購入直後に椿油を使うという理由は、表面に皮膜を作って汚れがつきにくくなることと、見栄えがよくなるという2点だと思います。この点は私も賛成です。
ただ、先の方も述べているように量はごく少量にして下さい。質問者様は「椿油を塗る」という表現を使われていますがこれには危うさを感じてしまいます。「ごく少量」とは具体的には、メリヤスなどのやわらかい布に椿油を一滴たらしてそれで41枚全ての駒を磨くくらい、これで十分だと認識してください。それ以上はつけすぎになります。
御蔵島産の本つげ駒は元来樹脂分を多く含んだものが多く、木の本来の色合いが比較的強いので、特に付け過ぎない方が良いと思います。自然と深みのある高級感ある色合いが出てきます。
また、あまり駒を使用しない期間が長いと稀にシミ・カビが出ることもありますので、使用しないとしてもひと月に一度は空拭きをするのが良いと思います。
再三申し上げますが、油のつけすぎはよくありません。極端にいうと木地と漆の間に油がしみこんで、場合によっては漆をはがれさせることもあります。ただ、彫駒の場合はもともと使われている漆の量が(彫埋駒などと比べて)多くはありませんし、先に書いた程度の量で磨き、最後に余分な油をふき取るための乾拭きをしていただければ、害が出るほどのことはないというのが私の実感です。
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早く深い色にしようと椿油をタップリ付けて、真っ黒な駒にしちゃった人を知ってます。
他の方が言われるとおり付けすぎは厳禁です。
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ここで質問する前に調べられたと思いますが、ネット検索では「将棋の駒 手入れ」で
http://www.rakuten.ne.jp/gold/shogi/maintenance.html
http://www.miwagobanten.com/hpgen/HPB/entries/5.html
http://www.shogi.wdy.jp/index.php?main_page=page_5
などいくらでも出てきます。
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ほお、一生だけでなく子や孫の代まで使える駒ですよ。椿油なんて要りません。使った後にやわらかい布で乾拭きして手の油がこびりつかないように手入れするだけで十分なのですよ。新しく購入したばかりでは何もする必要はありません。対局や棋譜並べなどが終わって、駒箱にしまう直前に乾拭きでケアする。そういう習慣が身につけばOKです。余計なものは塗らないように。
将棋工房「御蔵」のブログ 駒の手入れ - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/mikuraukawa/archives/73723.html
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購入直後に少量の椿油で磨いてください。後は年一度ぐらいの割合で同じように少量の椿油で磨く以外は乾拭きが基本です。
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