なぜ将棋の駒は五角形なんですか?
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駒の形が五角形になったのが先か、駒再使用のルールが先かは不明ですが
いずれにせよ駒を再使用するには、色による識別は不都合であることが分かります。
チェスや囲碁などは駒の再使用がないため、色による識別で問題ありませんが
将棋は色で識別せずに図形による識別を選んだのではないかと、大内九段が下記図書で見解を述べています。
日本以外にインド、スリランカ、タイ、中国、韓国にルールが異なる将棋がありますが
駒の形を比較すると日本に伝来するまでの様子が素人目にもわかります。
大内延介九段著「将棋の来た道」(ISBN:4-8396-0032-5、ISBN:4-09-416541-X)
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遺跡から出土した駒を見ると、五角形には違いないが、現在の駒よりも縦長で、しかも手製です。駒の頭がとんがっていて、細く、しかも薄いのは現代と同様です。江戸時代以前の一般庶民は身近にある材料に筆で字を書いて将棋を楽しんでいたようです。その木切れを得るには、建築現場へ行って「クサビ」を拾ってくるのが最も手っ取り早かったであろう…というのが私の推測です。
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ぱっと見たときに文字を読まなくても、駒の向きが分かるようにしたんではないですか。つまり矢印代わり。
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20枚並べると円になるからだと思います。
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